
こんなお悩みを解決できる本を紹介します。
本書では、女性脳の仕組みを理解し、妻の機嫌を取る方法が紹介されています。
女性のホルモンバランスが崩れ、妻が不機嫌になりやすい妊娠、出産、授乳期をこれから迎える、結婚したばかりの男性におすすめです。
『妻のトリセツ』を理解しても、妻からの怒りの弾丸を10発から5発に減らせるものの、0を目指すものではないので注意。
それは、脳科学的に「いい夫」とは、時に妻の雷に打たれてくれる夫のことだからだそうです。
「妻の怒りを半分にでも減らせられれば...」と思ったなら、一度は読んで損がない本だと思います。
Contents
著者紹介
【著者紹介】
株式会社 感性リサーチ 代表取締役社長
人工知能研究者、作家 日本ネーミング協会理事、日本文藝家協会会員
専門領域:ブレイン・サイバネティクス
1983年奈良女子大学理学部物理学科を卒業、コンピュータ・メーカーに就職し、 人工知能(AI)エンジニアを経て、2003年、ことばの潜在脳効果の数値化に成功、大塚製薬「SoyJoy」のネーミングなど、多くの商品名の感性分析に貢献している。
(中略)
その研究成果を元に多くの著書が生み出されている。中でも、『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』は、家庭の必需品と言われ、ミリオンセラーに及ぶ勢い。
※黒川伊保子オフィシャルサイトhttp://ihoko.com/profileより掲載
『妻のトリセツ』の要約と詳細
【本書の20字まとめ】
共感を求める女性脳を理解し妻の機嫌を取る
『妻のトリセツ』の要約
そもそも男性と女性は脳の仕組みが違っていて、考え方やものの見方が違います。
コミュニケーションにおいて、男性は問題解決、女性は共感を求めています。
この特徴を理解し、家事や育児など、普段の生活での妻の機嫌を取る対策をするというものです。
僕自身はすでに離婚してしまったので、ブログで離婚の経験を語るのに、妻側の気持ちも知ろうと思い、読むことに。 結果としては、今まで自分が、妻とのコミュニケーションで失敗した答え合わせのような印象を受けました。 離婚する前に読んでいたら、結婚生活が続いていたかも、とも思いました。
『妻のトリセツ』では、妻への「理解、感謝、共感」という意識(技術)を、多くの夫婦生活に当てはまる具体例によって身に付けていきます。
脳の仕組みが違うので、実践するのが難しいですが、身に付けられれば妻の怒りの弾丸を10発から5発に減らせるかもしれません。
『妻のトリセツ』を読むべき人
- 妻をよく怒らせてしまう人
- 妻とコミュニケーションがあまり取れない人
- 結婚したばかりの人
上記に当てはまる方は、『妻のトリセツ』を読むことで、結婚生活が少しでも楽になることが期待できます。
ただし、何度も言うように、妻の怒りを0にするのを目指すわけではありません。
時に妻の雷を受けるのが「いい夫」だからです。
亭主関白になることや、妻より優位に立つことが目的ではないので注意。
『妻のトリセツ』を読んでの気付き、学び
『妻のトリセツ』を読んでの気付き、学びを3つ紹介していきます。
①妻に対して「理解・感謝・共感」を行う
毎日の家事や育児で疲れている妻に対して、
- 「自分のためにやってくれているんだ」と理解する
- 「いつもありがとう」と感謝する
- 「いつも大変だね、つらいよね」と共感する
男性脳は問題解決思考なので、「大変ならやらなくていいよ。」「病院に行ったら?」などと悪気なく言ってしまうので注意。
これだと妻の不満が蓄積されていきます。
初めは共感のフリでもいいので、実践してみれば、妻の態度も変わるかもしれません。
②妻の扱いは磨ける技術
日本の男性って女性を褒めるのが苦手ですよね。
僕もそうです。
それに比べて一般的に、欧米の男性は皆「レディファースト」の心得があると思いませんか?
しかし、彼らは子どものころから、母親に女性の扱い方について叩き込まれるそうです。
つまり、妻の扱い方も、磨くことができる技術だということ。
学力やスポーツのように、練習すれば妻の扱い方も、身に付けていくことができます。
③妻が怒るのは期待の裏返し
妻が何かと文句を言うのは、夫と一緒に暮らしたいからです。
冷めきった夫婦なら、言葉も交わさないですよね。
なので、妻が怒っているうちは愛があるということ。
妻が怒ったら、「期待されているな」と自分に言い聞かせるようにすれば、夫婦関係も悪くならないでしょう。
今回は以上です。