
こんなお悩みを解決します。
✔ 本記事の内容
- 工場勤務は危険なのか?
- ケガしないためにすること
僕は工場勤務歴9年です。
食品工場で、労災となったケガを2回経験しました。
その経験から、「なぜケガをしたのか?」、「ケガしないためにどうすればいいのか?」を紹介していきます。
工場勤務は危険なのか?
結論から言うと、工場勤務には危険が伴います。
中小の工場勤務を経験している方なら、一度は経験があるんじゃないかと思います。
僕は2回経験しました
労災にならないような小さいけがもありますが、大きなケガで言うと以下の2回です。
- 出刃包丁で、自分の指を誤って刺した
- 食品成型に使う回転刃で、自分の指を切った
2回とも、血が止まらないくらいのケガだったので、即病院へ。
幸い1週間で治る程度のケガで済みました。
✔ なぜケガをしてしまったのか?
それぞれ理由を解説します。
・必要な装備品を身に付けていなかったから
➡安全管理の手順を守らなかった
・何度かケガしそうになったのに、意識していなかったから
➡安全第一の意識が低かった
上記の通りです。
例えるなら、素手で剣士と戦ったり、何の対策もなしに強敵に挑むような感じです。
そりゃケガもしますよね。
安全管理の手順を守らない、安全第一の意識が低いと、ケガにつながってしまう恐れがあります。
ケガだけでなく、体調管理も大事
工場では、環境が悪いところがまだまだ多いです。
なので、熱がこもる工場では熱中症になったり、臭いのきつい工場では気分が悪くなったりします。
僕は、熱中症を何度も経験しました。 大きな乾燥機がある工場でだったので、夏は地獄でした。
それを改善すべく、以下のことを行いました。
- ユニフォームの新調
- スポットクーラーの導入を提案
多少は良くなりましたが、快適とは言いづらい環境でした。
現状では、工場勤務の環境はいいとは言えない状況です。
工場勤務はケガのリスクだけでなく、体調管理にも注意しましょう。
ケガしないためにすること
ケガをしないためにはどうすればいいのか、紹介していきます。
まずは安全第一の意識
これができていない人が多いと思います。(自分もですが…)
「とにかく生産性を上げろ」と、どの工場でも言われていると思います。
しかし、一番重要なのは安全です。
僕は、以前勤めていた工場で先輩からこう教わりました。 「ケガだけは絶対にやってはいけない。」
ケガをすれば自分は苦しいし、会社にも迷惑がかかります。
最優先は「安全第一」だということを意識しなければいけません。
ヒヤリハットを報告する
ヒヤリハットとは、重大な事故につながる恐れのあった、「ヒヤリ」「ハッとした」という経験のことです。
1つの重大な事故の裏には、29の軽微な事故、300のヒヤリハットが存在すると言われています。
なので、そういった事例を報告し、全体に共有することで、危険を予知することができます。
ヒヤリハットの事例には下記のようなものがあります。
- フォークリフトが急発進して、挟まれそうになった
- 濡れた床で滑って、転倒しそうになった
- ベルトコンベアを飛び越えて、転倒しそうになった
工場では、多くの人がこういったヒヤリハットを経験していると思います。
日常のヒヤリハットを報告することで、事故を未然に防ぐことが大切です。
まとめ
今回は以上です。
まとめると、工場勤務には危険が伴います。
実際に僕は2回大きなケガをしました。
そして、ケガを避けるためにやるべきことは以下の通り。
- 安全第一の意識を忘れない
- ヒヤリハットを報告する
僕はこれらのことが欠けていたためにケガをしてしましました。
つまり、こういったことができていれば、ケガをする可能性は必ず減ります。
繰り返しになりますが、ケガをすると自分は苦しみますし、会社にも迷惑がかかります。
ケガをする可能性を確実に減らし、安全に働ける環境にしていきましょう。